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令和の時代にふさわしいコンビニ「セコマ」〜 奴隷支配の大手コンビニとは対照的なフランチャイズ契約「共存共栄」 [ニュース]


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「株式会社セコマ」、警備会社ではありません。北海道をメインにコンビニエンスストア「セイコーマート」を広く展開する会社です。

4月25日に発表したプレリリースで、コンビニ大手3社との差が歴然だと評判です。

先の参議院選挙、れいわ新選組から立候補していた
「三井よしふみ」さんはかつて大手のコンビニのオーナーでしたそうで
その時の契約に基づく処遇を語っておられました

このコンビニの世界、まさしく収奪の世界でした 今のコンビニ契約は、自分から途中でやめるとなると、数千万円の違約金を取られるんです。 しかし、どんなに契約があっても、命より重いものはない


しかし、このセコマのコンビニは、ひと味もふた味も違うようです。

sekoma1.jpg


まずセコマのフランチャイズ契約の基本理念が、
1971年の創業時から変わらず「共存共栄」だということ


本部と加盟店は「真の意味で互いに独立した事業者」だと宣言して、
加盟店の権利や裁量を尊重していることが運営にも表れています。


例えば、24時間営業について、
それぞれの店舗の状況を踏まえて設定するため、
実際に24時間営業を実施している店舗は全体の22.8%、


元旦営業は
半数以上の店舗が休んでいるそうです。


これは、単純に店舗従業員の休暇になるだけでなく
「食品製造、物流等のサプライチェーン全体で働く従業員の休暇」にも広がることから、
働く人たちの「心豊かな生活に繋がる」と自信を持って訴えています。


人間らしい働き方ができそうです。



経営面も大手と大きく異なります。


過剰出店は共存の精神に反する

コンビニは業界全体で5万店を超えており、近年は飽和が指摘されている。
店舗が増えた理由の1つには、ドミナント(集中出店)

この点、セイコーマートは「加盟店はテリトリー権を有します」と明記している


ロイヤリティについて

大手コンビニのロイヤリティ(上納金)が平均60%と言われる中、
セコマは10%と際立って低い
本部はロイヤリティが加盟店の負担とならないよう収益源の多様化に努めているそうです。


見切り販売について

かつて公正取引委員会が、
セブンイレブンが商品廃棄前の「見切り販売」を禁止したことを独禁法違反だと判断しましたが、
実態は今だにセブンイレブンでの見切り販売はできないそうです。

「恵方巻」のお寿司がたくさん余ったら廃棄とは、もったいない!


それに対してセコマは見切り販売を「必要に応じてむしろ推奨」しています。

加盟店の廃棄ロス負担が、そのまま本部のロイヤリティの減少となる会計方法を採用しているため、
加盟店と共に利益を追求することができます。

大手が採用する「廃棄すればするほど本部が儲かるコンビニ会計」は、セコマにはないらしい。

経営者も従業員も苦しめることなく働けるコンビニは、
消費者にとっても本当の意味で役立つ「あってよかった」存在になりそうです。




セイコーマートのプレスリリース
引用元) SECOMA 19/4/25


(前略) 【セイコーマートフランチャイズ契約の基本理念】 (中略) (中略)セイコーマート店を経営する加盟店と本部の関係は、創業時から変わることなく『共存共栄』を基本とするものです。 (中略)その関係の基礎となるフランチャイズ契約の基本理念は共存共栄の精神であり、フランチャイズ契約上の加盟店の権利・裁量や加盟店と本部の利益配分に色濃く表れています。 (1)加盟店のテリトリー権 加盟店はテリトリー権を有します。具体的には店舗を中心に半径150m以内に原則出店しません。過剰な出店は加盟店の存続の支障となる可能性があり、共存の精神に反します。(中略) (2)加盟店の裁量権 (中略) □柔軟な営業時間の設定 (中略)加盟店やその従業員に とって過度に負担の掛かる営業は店舗の存続の支障となり、これによって閉店を招くことも考えられます。社会インフラとしての役割を果たすためにも、持続可能性を重視した運営を推進しています。 □元旦の休業 (中略)『年中無休』にこだわらず、少しでも働く人たちの心豊かな生活につながる取り組みを推進しています。 □見切り販売 (中略)加盟店は必要に応じて見切り販売を行うことで、廃棄ロス負担の軽減となっています。(中略)ロイヤリティ算出方法の視点からも、加盟店の過剰な仕入による多額の廃棄ロスは、本部ロイヤリティ収入減少と直結しており、共存共栄の立場に立った制度といえます。 (3)“共存”を前提にしたロイヤリティ率 (中略)本部は過度にロイヤリティ徴収することなく、加盟店の店舗運営におけるコスト負担を考慮した低い料率を実現するため、食品製造や物流分野に事業領域を拡大し、本部の収益源の多様化も図ってきました。 (以下略)



「コンビニ会計」独自の商慣習は未だに続いている?
見切り販売がしづらい背景には、コンビニ独自の会計システムである「コンビニ会計」がある
(あるいは「ロスチャージ会計」とも言われる)。
これについてはコンビニ会計の仕組み(参議院議員/日本共産党 たつみコータロー氏制作)が詳しい

とても便利なコンビニですが、
内情を見ると苦労があるみたいです

働きやすい、人間味のある環境が実現できればいいですね



9月7日 19:47

セブンイレブン東日本橋一丁目店のオーナーさんが自ら命を絶たれました。


#れいわ新選組 #三井義文 さんがYoutubeでこのセブンイレブンのオーナーについて話しておられました。

最初はセブンイレブンの社員がもみ消そうとして人を寄せないようにしていたそうです。
しかし、心を寄せた人々がお花を供えているうちにセブンイレブンの社員がいなくなったと大企業も私たちの行動で変わると亡くなったオーナーは私達にまだ優しい心があることを気づかせてくださいましたね。ありがとうございます。

【7月11日を選んで逝ったコンビニオーナーへのレクイエム】

▼交差点からスカイツリーが見えた。都営浅草線・東日本橋駅のすぐ近く。歩道橋のたもとに献花台はあった。
ビルの1階。そこはかつてセブンイレブンだった。今は看板も何も無い。しかし、線香や花が手向けられ時折、道行く人が手を合わせる。深々と頭を下げる。ビニール袋に入れられたセブンイレブンの制服が唯一、ここが店舗だった事を表しているようだった。
アスファルトの一角に「近隣有志一同」の名で書かれた文章が貼られていた。

「繁盛店だったここのセブンイレブン」

 ・セブン本部のドミナント~集中出店~により売上低下

 ・育てたバイトをセブン本部による近隣店への引き抜き

 ・本部による弁当類大量入荷大量廃棄(費用85%店舗負担)

 ・これらによる多額の赤字

 ・いつも店にいたご長男の過労自害

 ・セブン本部によるご家族の強制排除

 ・店舗強制閉店

 ・契約書や印鑑等のセブン本部による持ち出し

以上のような事があった挙句、ご主人が7月11日を選ばれての自害とのこと
こんな身近で、地獄の苦悩、なんと悲しい事でしょう

現在はご遺族がセブン本部に連絡しても、まるで連絡が取れないとの事です



▼5日夕、高速バスを降りた私は横須賀に向かわずに宝町駅から都営浅草線に乗った。ご遺族のツイートで、献花台が9日をもって撤去される事を知ったからだった。東日本橋駅で降り、地上に出るとさっそく、セブンイレブンの店舗が目に入った。道路の向こう側にももう一軒。別の会社のコンビニエンスストアもある。
17時を過ぎ、仕事帰りのサラリーマンが通り過ぎていく。献花台の前では女性が手を合わせていた。スーツ姿の中年男性も数秒間、手を合わせて立ち去った。別の女性は深々と頭を下げた。セブンイレブン東日本橋1丁目店のオーナーだった齋藤敏雄さん(享年60)が自死してから2カ月が経つが、手を合わせる人が後を絶たない。
献花台の横には、「セブンFCオーナーの自害を悼む有志」名の文章もあった。

なおこの献花物は、ゴミではありません。有志により管理いたしております。
セブン本部等の方、勝手に廃棄しますと占有離脱物横領罪の対象になり、通報せざるを得ません。
今一時、人の心を持ってご家族を悼む気持ちをご共有いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

そして、窓ガラスには、今月2日付のビル管理会社からの〝撤去命令〟とも言える紙が貼られていた。

「献花台の移動について」
本ビル入口に置かれた献花台は2019年9月2日で45日が経過しております(設置日:2019年7月19日)。
つきましては、本献花台を置かれた方は、2019年9月9日月曜日17時までに、献花台の撤去を願います。
2019年9月9日月曜日17時までに撤去が確認できない場合、献花台、並びに献花台に係る物品一式を以下の住所に移設させていただきます。
移設先:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 東京都千代田区二番町8番地8

▼この問題に着目するきっかけを作ってくれたのが三井義文さんだった。
自身もセブンイレブンの元オーナー。7月の参院選で「れいわ新選組」から立候補して「日本のコンビニフランチャイズは現代の蟹工船。人手不足が加速し、次々と体調を崩すオーナーたちをこれ以上放置できない」と訴えた。
7月13日夜、ひばりヶ丘駅前で渡辺てる子さんと一緒に行った街頭演説で、三井さんは次のように語っていた。

「表では『開いてて良かった』とか言ってますけど、店で働いている人は命を削りながら働いているという事をほとんどの人は分かっていないと思います」

「コンビニに入って人生観が変わりました。世の中を支えているのは名も無き人たちばかりなんです。皆さんの知らない時間帯に倉庫から商品を持って来ている人がいる。そういう人たちがいて、この社会が成り立つ。私は世の中を変えたい。リーダーになる人間は背広を捨てろ!実際にお前がやってみろ!そうしたら分かる。どんな生活をしてるか」

「先日もオーナーが意図的に自分の命を閉じました。なぜ命を絶ったか。家族で築き上げた自分の店を同意も無いのに一方的に閉められて、人生全てを無くしちゃったんですよ」

その三井さんから5日夜、メッセージが届いた。
「現場に向かわれ手を合わして頂き、有難うございます。遺族の方から献花が止まらないとお聞きしてましたが、とうとうセブン本部が撤去を決めたようですね。非常に遺憾なことですが、この店のご主人が逝ってしまって、本部から一切の哀悼を示されることはありません。遺族の方に一言も声をかけることもないようです。本部に忠実に従って結果、本部に食い物にされ命迄奪われて、弔いの言葉もない!これがセブンイレブンの正体です」

献花台は間もなく撤去される。これからコンビニエンスストアとどのように向き合うか。齋藤敏雄さんが天国から私たちを見ている。改めてご冥福を祈りたい。

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