SSブログ

再生医療は不可能に挑戦する!脊髄損傷の最新治療【追記あり】 [ニュース]


スポンサードリンク




医療の現場では
天動説から地動説に変わったぐらいの、大きい変化がおきていました

「これまで治療が困難とされてきた、重症の脊髄損傷を回復させる新しい治療が、今年(2019年)5月、世界に先駆けて日本で始まります。」


一体どんな治療なのか
実は、誰もに備わっている力を利用するんです

saisei3.png


再生医療といえば山中教授の「IPS細胞」ですが
これは、受精卵のように何にでも変身できるように
人工的に作り出したもので
IPS細胞とは全く違った方法で研究が続けられています


「NHKスペシャル「寝たきりからの復活~密着!驚異の“再生医療”~」字再」

以下に要約しておきます


脊髄損傷では、首から下が完全にマヒし
手足も動かせず、呼吸すらも困難になることがあります

札幌医科大学で行われていた「治験」と呼ばれる臨床試験の様子です


《TVの内容》


事故で脊髄損傷、
首から下が麻痺して動かせない。

一生寝たきりで、
回復は難しいと告げられていた。

ところが1週間後...
ある最新の治療によって立ち上がり歩き始めた。

今では自分で車も運転できる。

「全然大丈夫です。
ありがたいことにケガする前の感覚と変わってないです!」

男性が受けたのは新時代の治療法、
「再生医療」と呼ばれるものだ。

治療では、
ある特別の能力を持つ細胞を患者の体に入れる。

その能力とは、
様々な細胞にいわば変身をして、
人体を再生させるというものだ。

この細胞を、
ただ一度点滴で投与すると、
治せないと言われたものが回復していく。

世界に先駆ける、
日本の快挙だ。

これを皮切りに、
脳卒中、認知症、
肝硬変など治療が困難な病気も、
再生医療によって克服できる可能性が見えてきている。

医療イノベーション推進センター:
福島 雅典 センター長は言う。

「どうしようもない病気は薬で治すんじゃなくて、
細胞で治すんだ。
天動説から地動説に変わったぐらいの大きい変化だと思いますね」

不可能を可能にしようという再生医療、
その実現に挑む舞台裏に3年に渡って密着した…。
   (※以上、プロローグNより)




私たちの体は、受精卵という1個の細胞が分裂して、
全身のあらゆる細胞に変わることで形作られています。
その途中段階に当たる「幹細胞」と呼ばれる細胞が、私たち誰もの体に存在しています。

saisei4.png


この幹細胞の1つが、「間葉系幹細胞」です。
神経などの細胞に“変身”できる能力を持っています。
その力で神経を再生させようというのが、今回の「再生医療」なのです。

saisei5.png



saisei6.png

骨髄液をとるとその中に間葉系幹細胞が0.1%存在

saisei7.png

間葉系幹細胞を培養し、再び体内に戻します

さあ!ここからドラマが生まれますよ
見てください、この運動能力の変化を

saisei11.png


間葉系幹細胞が3段階に変化する様子

saisei8.png


saisei9.png


saisei10.png

間葉系幹細胞が神経系統にどのようにかかわっているか・・・
というとてつもない情報です


「スポーツや交通事故で、ある一瞬から完全に世界が変わってしまう。 “もう一度歩きたい”“もう一度戻りたい”と非常に強く思っておられるので、それを回復させてあげられるのは、非常に大きい治療だと思います。」札幌医科大学 整形外科 山下敏彦教授



「どうすれば治療を受けられるのか、気になっている方も多いと思いますが、この脊髄損傷の再生医療は、健康保険が適用されて、まずは札幌医科大学で5月中旬から患者を受け入れる計画です。  治療の対象は、『脊髄を損傷してから30日以内の重症患者』に限られ、けがをしてから2週間以内に札幌医科大学に入院する必要があるなど、条件があります。」



脊髄損傷を治療 始まった再生医療
治験の成果を審査した結果、国はこの再生医療を承認しました。
ただし、今後7年間で効果と安全性を引き続き確認することが条件です。

saisei1.png


詳しくは「NHKスペシャル「寝たきりからの復活~密着!驚異の“再生医療”~」字再」
ご覧ください
※音量にご注意ください


【追記】


さて、
ここで紹介していた再生医療とは、「間葉系幹細胞」の点滴治療。
幹細胞は誰しもが体内に保有し、若さと再生の要


免疫力と言ってもいいでしょう

但し、加齢と共に減少していき
新生児を100%とすると50代になると2.5%…、
実に97%以上が失われてしまいます


ただ、
問題が一つ、「間葉系幹細胞」の培養液は
期間と手間がかかるだけに、治療費がバカ高いのです
だいたい1回200万円ほど・・・[もうやだ~(悲しい顔)]



ところが、安価なものがありました

NHKのTVでは「幹細胞」「間葉系幹細胞」の紹介ですが
「幹細胞培養上清液」というのがあります



「幹細胞」とは臓器などの細胞の元になるもの。

これを培養したときにできる液体が、「幹細胞培養上清液」
幹細胞を培養する時に、多くの栄養素が染み出た溶液の上澄み液。

効果はどちらもほぼ同じ。


「幹細胞培養上清液」を紹介しているのが、「驚異の再生医療」の著者:上田実先生

驚異の再生医療 ~培養上清とは何か~ (扶桑社新書) 新書 – 2018/12/27
saisei13.png


幹細胞培養『上清液』とは上記の上田先生の著書の通り、

幹細胞を培養する時に、多くの栄養素が染み出た溶液の上澄み液。


今まで幹細胞ばかりが注目され、
それが染み出た溶液など誰も目を向けなかったところ


上田先生の研究によれば、
幹細胞の点滴療法と同レベルの効果があったということ


ですので「幹細胞」より「幹細胞上清液」の方が、
安価で安心でメリットが大きいといえそうです


YouTube幹細胞培養液の力



幹細胞の『培養上清液』のまとめ
(※by「驚異の再生医療」上田実先生より)



●動物実験から有効性が確認されているもの

肝硬変、糖尿病、関節リウマチ、脳梗塞、脊髄損傷、低酸素脳症、アルツハイマー型認知症、接触性皮膚炎、骨欠損、皮膚潰瘍、心筋梗塞、肺線維症、腎不全、急性呼吸不全

●培養上清液の特徴

①炎症を抑える
②炎症で傷ついた細胞の保護
③体内の幹細胞を活性化
④新たな血管を作る

●メリット

①ガン化の危険度がゼロ、安全性が非常に高い
②使い勝手の良さ(大量生産ができ保管も簡単)
③効果は幹細胞と同等
④患者の利便性(医療機関に通院する必要なし、各自で吸引や塗布できる)
⑤急性期に使用できる(やけど治療でも迅速に使用できる)
⑥費用対効果が高い(幹細胞の100分の1の費用)



(参考)商業界(2019.9月号)トップで特集された、アイ・テック社






スポンサードリンク







nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。